2022年(令和4年)12月14日 第42回海有杯

東京都台東区の剣道教室「初音劔志塾」です。当塾では、日々の練習の成果を発揮するべく定期的に部内試合を開催しております。

場所:台東区立上野中学校

年長から小学6年生まで総勢33名が参加しました。
姉妹道場である『ことぶき剣道教室』や出稽古に来てくれる他道場の剣士たちも参加し賑やかな錬成会となりました。

毎度、盛り上がるのは基本の部です。小さい体で一生懸命竹刀を振る姿は胸を打たれます。どの選手も精一杯大きな声を出し全力で基本打ちを行いました。

6月の練成会から約半年、小さかった声も大きくなり、剣先も早くなって一番成長を感じられました。

1、2年生の部はこの一年で公式戦や大会などを経ているのでかなり試合慣れした感があります。自分の得意な所、不得意な所を知り始めて見応えのある試合となりました。

3年生以上の試合は、見ていて迫力があります。技の引き出し方や駆け引きが見え、これぞ真剣勝負と思える内容でした。

初優勝で大喜びする子、4連覇の偉業を成し遂げる子、負けて悔し泣きする子、次こそは勝つ!と宣言する子、勝った子も負けた子もお互いが刺激し合い、切磋琢磨しながら成長して欲しいです。

塾長から

どんな事でも信じて取り組むとどんどん成長していきます。習い事は教えてくれる先生やお父さんお母さんのことを信じて取り組むことが上達する一番の近道です。そして、いつかその先生や親から離れて独り立ちして自分で一人で勝負できるようになっていきます。

一緒に稽古や試合をする仲間を大切にすること。剣道の試合で一番嬉しいことは、一生懸命戦った相手と勝っても負けても友達になれることです。

真剣勝負をした相手には負けても『自分の弱いところを教えてくれてありがとう』、勝っても『自分の相手をしてくれてありがとう』と感謝の気持ちになります。その気持が友だちをより仲の良い友だちにしてくれます。

勝った時にこそ、負けた時にこそ感謝の気持ちを相手に伝えることはとても大切なことです。そうやって剣道を通じた縁が広がっていくことを願ってます

とメッセージを頂きました。
剣道で馴染み深い守破離と交剣知愛の精神が子どもたちにも伝わったと思います。

今回もいつも稽古をつけてくれいる先生から嬉しい差し入れがございました!ありがとうございます。

また、審判をしてくれた大正大学剣道部の先輩方、後援会長、関係者、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。(o^^g)t

海有杯の様子